坂田貿易支援事務所ってどんな事務所?坂田貿易支援事務所のご紹介
こんにちは、AIBA認定貿易アドバイザーの石川です!
最近、セミナーやブログ経由で弊所を知っていただいた方から、「坂田貿易支援事務所って
何をしている事務所なの?」「坂田貿易支援事務所ってどんな人がやっているの?」とお
問い合わせを受けることが多くなってきました。
今回はそんな方に向けて、坂田貿易支援事務所の成り立ちや中の人のご紹介、どういった
ことを大切にお仕事をしているかなどをお伝えします!
この記事はこんな方におすすめです
・坂田貿易支援事務所がどのような仕事をしているのか気になっている方
・坂田貿易支援事務所はどんな人が運営しているのか知りたい方
・坂田貿易支援事務所に仕事を依頼してみたいけど、どんな事務所かわからないのでため
らっている方
目次
坂田貿易支援事務所とは
坂田貿易支援事務所は、貿易に関するあらゆる業務のアウトソーシング、貿易に関する相
談に対するアドバイスやコンサルティング、貿易人材育成などを行う事務所です。
事務所は福岡にありますが、コロナ禍以降はリモートでの面談が主になったため、北海道
から東京、神奈川、和歌山、山口、熊本、宮崎など日本全国からご依頼をいただくように
なりました。
詳しいサービス内容は弊ホームページの「サービス・料金表」をご覧ください。
坂田貿易支援事務所 代表石川ってこんな人
次に、坂田貿易支援事務所代表の石川についてご紹介いたします。
代表紹介
代表:石川ゆき(いしかわ ゆき)
関西の出身で、現在は九州に住んでいます。
学生時代にニュージーランドに留学し、とても美味しいお菓子に出会った経験から、物を通して異なる国の人と人を繋ぎたい!と貿易業界に飛び込みました。神戸の輸出専門商社、大阪の工業製品メーカーの海外事業部で約10年間貿易や現地法人管理の仕事に従事しました。
その後結婚を機に退職して九州に移り住み、一般社団法人貿易アドバイザー協会(略称:AIBA)の貿易アドバイザー試験に合格し、独立開業して今に至ります。
趣味はお笑い番組の視聴です。苦手なものは運動です。
事務所名の由来
「なぜ石川さんなのに”坂田”貿易支援事務所なんですか?」とよく聞かれます。
坂田は私の旧姓で、設立当初は旧姓で仕事を続けるつもりだったことが理由です。(しかし思ったより諸々面倒で旧姓使用は1年で諦めました、、)
坂田貿易支援事務所の成り立ち
自ら売り込みに・・
上述のように結婚を機に退職して宮崎に移り住み、そこで貿易の仕事を探したのですが、
地方のためなかなか貿易の求人が見つかりませんでした。
仕方がないので、ホームページなどから輸出を行っている企業を探しては、「雇ってくだ
さい!」と自ら売り込みに行きました。(今考えると結構行動力があったなと思います。)
しかし、実際に行って社長にお話しを伺ってみると、貿易を行っているとPRしている会社
でも実際の輸出案件は月に1回や二月に1回といったケースが多く、「普段は総務などの仕
事をしてもらうことになるので、残念ながら坂田さんの能力を100%活かせる職場ではない
と思います」というお話でした。
貿易業務の担当は誰?
そこでふと疑問に思い、「それではその月に1回の輸出案件はどなたが担当されているの
ですか?」とお伺いしたところ、「英語ができる社員に頑張ってやってもらっています。
ただやはり慣れない業務がプレッシャーなのか、半年、1年で辞めてしまう子が多くて困
っています」との回答でした。
これを読まれている方は思い当たることもあるのではないでしょうか。
「英語ができる」イコール「貿易ができる」ではないのですが、貿易のことを知らない方
ほど「英語ができるんだったら貿易の書類も作れるだろう」と思ってしまうことが多いよ
うです。(「そう、うちの社長もそうなんです!」という声が聞こえてきそうですね)
例えば私達はみな日本語を話しますが、日本語であれば契約書を作れるかと言ったら「そ
れは弁護士や法律の知識がないとできないだろう」と考えるのが普通ではないでしょうか
。それと同じで、英語ができても貿易の知識がないと英語の通関書類は正確に作ることがで
きないのです。
知識がないにも関わらず貿易の書類を作るよう指示され、分からないことがあっても社内
には聞ける人がいない。インターネットで調べても、様々なことが書いてあってどれが正
解かわからない、しかも書類のミスは法律違反に直結してしまう…こんな状態では担当に
された方が長続きするはずがありません。
貿易手配の外注を提案
そこで、私はその会社に「それではその月に1回の貿易の手配を、私に外注してみません
か?」と提案しました。
そうすればその会社はしっかりと貿易の知識を持った人に作業を任せることができますし、私は私でそういった会社を複数集めることができれば、貿易に携わる仕事を続けることができると思ったからです。
貿易実務代行事務所としてスタート
こうして、坂田貿易支援事務所は2017年に、まずは貿易実務代行を行う事務所としてスタ
ートしました。
そこから各企業の経営者や貿易担当の相談相手としての貿易コンサルティング業務、新し
く貿易スタッフを育てたいという企業からの依頼で貿易人材育成サービスを開始し、その
後様々な公的機関からセミナー講師やアドバイザーのお仕事も受託するようになり、現在
に至ります。
坂田貿易支援事務所が大事にしていること
もともと、上述のように「困っている会社や貿易担当者の助けになれば」という気持ちで始めた仕事ですので、いわゆるコンサルティング会社にはなりたくないなぁと思っていました。
コンサルティング会社っぽくないコンサルティング会社になるために、まず私が「コンサルティング会社のこういうところが嫌だなぁ」と思うところを全て逆にしてみようと思いました。
例えば、ほとんどのコンサルティング会社はホームページに価格を載せていません。
見た人が高くてドン引きして連絡してくれなければ商売に繋がらないですし、まずは料金を餌にお問い合わせをするように仕向けて、見た人のメールアドレスや会社名、電話番号などの情報を入手し、そこから継続的な営業に繋げるためです。
私は「そういう作戦って正々堂々としていなくてなんだか嫌だなぁ」と思っていたので、坂田貿易支援事務所では全てのサービスの価格をホームページに記載し、問い合わせをしなくてもお客様に料金を確認していただけるようにしました。
それから、もし私がお客さんだった時に他に何が嫌だろうかと考えたところ、料金やサービスについてちょっと聞きたいことがあっても、一度問い合わせをしたらそこから何度も営業の連絡が入ってくるのは嫌だなぁと思いました。
そこで、坂田貿易支援事務所ではお問い合わせに対する回答やお見積りの回答を行ったあとは、お客様から再度ご連絡があるまではこちらから一切営業のご連絡を差し上げない、というルールにしました。
これはお客様からすると安心感に繋がったようで、お問い合わせの頻度や、不思議なことにご依頼の件数も逆に増えました。
私達は、皆様の心のどこかに坂田貿易支援事務所のかけらを残していただいていて、本当に必要な時に思い出してご連絡をいただけるのをお待ちしています。
最後に、「コンサルティングって、一度頼んだら辞め時がわからずずーっと頼まないといけないのは嫌だなぁ」と思っていたため、坂田貿易支援事務所では「自走」を目標としたコンサルティングを心掛けています。
既存社員の教育、伴走支援を経て、平均3年程度で卒業される企業様が多いです。
もちろんずっと相談相手として側にいてほしいと、長いお付き合いをさせていただいている企業様もいらっしゃいます。
その他にも、できるだけ専門用語やビジネス用語を使わず平易な言葉で説明するとか、お客様に寄り添った伴走支援をするとか、大事にしていることはいろいろとありますが、主にこれらが坂田貿易支援事務所が営業面で大事にしているポリシーになります。
坂田貿易支援事務所の一日
最後に、坂田貿易支援事務所が毎日どういった仕事をしているかざっくりとイメージして
いただけるように、坂田貿易支援事務所のある日のスケジュールを公開します。
9:00
始業
9:00~10:00
全体メールチェック、返信
貿易実務スタッフとのSNSでの打ち合わせ
お客様からのメールやSNSでの相談に返信
10:00~10:50
公的機関の貿易相談対応
10:50~11:00
お客様からのメールやSNSでの相談に返信
フォワーダーとの打ち合わせ
貿易実務スタッフとのSNSでの打ち合わせ
11:00~11:50
お客様との月例のオンラインミーティング、展示会準備の進捗確認
11:50~12:00
お客様からのメールやSNSでの相談に返信
フォワーダーとの打ち合わせ
12:00~13:00
お昼休み
13:00~15:00
セミナーの資料やミーティングに使用する資料作り
お客様からのメールやSNSでの相談に返信
15:00~15:30
セミナー主催者との打ち合わせ
提携商社との打ち合わせ
15:30~16:00
貿易実務スタッフとの打ち合わせ
16:00~17:00
ブログ執筆
セミナー資料作成
特定原産地証明書作成(代行)
お客様からのメールやSNSでの相談に返信
17:00
終業
日によって変わりますが、大体このような感じのスケジュールで動いています。
お客様からの相談に対する返信は空いた時間での対応になりますので、すぐに返信できな
いこともある旨ご了承いただけますと幸いです。
皆様の身近な存在に
今日は坂田貿易支援事務所について、成り立ちや中の人のご紹介、どういったことを大切
にお仕事をしているかなどをお伝えさせていただきました。
ブログやセミナーで坂田貿易支援事務所を知っていただいた皆さんにとって、少し私達を
身近に感じていただけるようになればいいなと思っています。